膝靭帯損傷を放っておくと危険!!その原因や治療法について

膝には4種類の靭帯がある

膝の靭帯

人の身体には関節があり、曲げ伸ばしをするため靭帯が備わっています。もちろん膝にも靭帯はあります。

 

膝の靭帯は大きく分けると側副靭帯十字靭帯の2種類に分けられます。

さらに細かく分けると、内側側副靭帯外側側副靭帯前十字靭帯後十字靭帯の4種類が存在します。

 

これらの靭帯は人が生活するうえで非常に重要な役割を担っていますが、場合によっては伸びてしまったり断裂してしまったりという損傷を受けることもあります。

 

では、靭帯がどのような役割をしており、どのような原因で損傷してしまうのでしょうか。

 

 

それぞれの膝の靭帯の役割

 

膝の靭帯は4種類すべて、膝上の大腿骨と膝下の脛骨をつなげるようにして存在しています。

 

側副靭帯は膝を前方から見て内側と外側にそれぞれ一つずつあり、靭帯は引っ張る力を持っているため、内側側副靭帯と外側側副靭帯がバランスをとった状態になっています。

そして、十字靭帯は膝関節の内部に十字を描くように交わっています。

 

側副靭帯と十字靭帯は、大腿骨から脛骨がずれてしまわないように支える役割を持っています。例えば、内側側副靭帯が断裂してしまえば、外側に引っ張る力が強くなってしまい、バランスが崩れてしまいます。

 

側副靭帯と十字靭帯がうまくバランスをとっていなければ、膝関節が安定せずに満足に歩くこともできないということです。

 

 

膝靭帯損傷が起きる原因と症状

膝を使う運動

靭帯は筋ですので、延びたり切れたりしてしまいます。この原因はほとんどの場合、外から強い力が加わることです。

 

例えば、膝を強い力でぶつけてしまった場合や、膝を不自然な方向にひねってしまった場合です。普段はかからない力がかかることで、靭帯は延び、さらには断裂をしてしまうのです。

 

多くの場合はスポーツをしている人に見受けられます。スポーツは激しくぶつかることもありますし、転んでしまうこともあります。さらにはジャンプをして着地をした際に足裏から過剰な衝撃が加わることでも発生します。

 

スポーツをしている人は膝への衝撃の対策をするとともに、靭帯のストレッチなどを行うことも重要です。

 

側副靭帯を損傷した場合、損傷が軽ければ痛みを感じるだけですが、損傷が激しくなると膝が不安定になってしまい、最悪の場合は断裂となります。

 

また、十字靭帯を損傷した場合、最も強く症状が出るのが初期です。損傷してすぐは膝に力を入れることができないため、歩くことも困難になります。しかし、損傷してから時間が経つごとに痛みはひいていき、歩くこともできます。

 

ここで完治したと勘違いをしてしまいがちですが、実際は完治しておらず、歩いていると膝が不安定になり、膝から崩れ落ちるという状態になってしまいます。

 

 

膝靭帯損傷の治療方法

 

膝靭帯損傷の治療法は主に2つです。

 

側副靭帯を損傷した場合や後十字靭帯を損傷した場合に多い方法は、サポーターを取り付けて膝の痛みを感じない程度で動かす訓練を行うという方法です。

 

前十字靭帯を損傷している場合に多く行われるのが手術です。手術では、自分自身の他の靭帯を使って膝の靭帯を修復します。

 

どちらの場合もリハビリが必要になります。

 

また、膝にサラシを巻くという方法もあります。膝を45度に固定した状態でサラシを巻き、一定期間を過ごすことで自然治癒力によって回復が見込めます。この場合は膝を動かすことができなくなります。

 

 

早めの治療が重要

早めの治療

膝靭帯損傷は初期こそ痛みを感じるものの、次第に痛みがひいていくため、きちんとした治療を受けないという人も多くいます。しかし、膝靭帯損傷こそ放っておいてはいけません。

 

膝靭帯損傷は時間が経つと痛みは無くなりますが、膝がアンバランスになり、歩いている時に膝に違和感が出たり、膝から崩れ落ちたりしてしまいます。その頻度は徐々に増していき、頻発するようになると膝関節や半月板などにも影響を及ぼします。

 

すると、膝関節がぶつかり合うなどしてしまい、変形性膝関節症を引き起こしたり、膝が引っかかって伸びなくなったりと、二次障害に発展することもあります。

 

このような症状がでると歩行が困難になっていくことも考えられるため、例え痛みが引いたとしてもきちんと病院で診断をしてもらい、治療を受けるようにしましょう。

     

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