変形性膝関節症は高齢になることで起きる?膝の痛みの治療法や予防法など

高齢者に多い変形性膝関節症。膝にある軟骨が関係しています。

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年を重ねると膝が痛くなる。これは変形性膝関節症という症状の可能性があります。

 

変形性膝関節は高齢者に多い膝の病気であり、男女比でいうと女性の方が多い病気です。

この変形性膝関節症は、症状の進行具合によって症状も変わっていきます。

 

膝は歩く時はもちろん、階段を上る時や低い位置のものをとる時など、いつでも動く部位です。

そんな膝がなぜいつも滑らかに動くのかというと、膝関節には関節軟骨というものがあり、その働きで滑らかに動きます。

 

しかし、加齢により関節軟骨の劣化や、長年膝を動かしていたことにより関節軟骨がすり減るなどします。

すると、クッションとなるものがなくなり骨同士がぶつかることになります。

それでも膝を動かし続けると、膝関節の骨が削れていき変形してしまいます。これが変形性と呼ばれる所以です。

 

また、骨折や半月板の損傷、関節の感染症を経験したことがある人は、その後遺症によっても発症する恐れがあります。

 

 

変形性膝関節症の症状は?

 

変形性膝関節症主に膝の痛みと水が溜まるという症状がでます。

関節の骨同士がぶつかっていても尚膝を動かそうとすれば痛みを伴うのは当たり前です。

 

また、関節は関節包という袋に包まれており、関節を動かしやすくするために滑液と呼ばれる関節液が関節包内にあります。

しかし、変形性膝関節症によって関節に炎症が起きることで、炎症を抑えようとして滑液が多く分泌されてしまいます。

これが、いわゆる水が溜まった状態です。

 

また、骨同士がぶつかり合うことで骨が削れていきますが、その骨の破片は関節に残るわけではなく、滑液によって洗い流されます。これによっても滑液が増えて、水が溜まった状態を作り出します。

 

変形性膝関節症は初期であれば少し痛みを感じる程度で、少しの休憩を挟めば痛みは治まります。

 

しかし、症状が進むにつれて階段の上り下りや正座ができなくなっていき、さらに症状が進行すると、常に膝が痛む状態になります。ここまでくると変形も強く表れるため、歩行も難しくなってしまいます。

 

 

治療方法や手術について。どんなトレーニングをおこなうの?

 

変形性膝関節症の治療は、症状が軽いうちは痛み止めの薬を服用したり、膝に直接ヒアルロン酸を注入したりといった簡単な治療が行われます。

 

また、大腿四頭筋と呼ばれる太ももの前部にある筋肉を鍛えることも非常に効果的なので、大腿四頭筋の筋肉を鍛える運動行う場合もあります。

 

家庭でできることとしては、お風呂で膝をしっかりと温めることも効果的です。

 

しかし、症状が進行して痛みが増してきた場合は、簡単な治療では済みません。手術を行う必要があります。

 

この手術は骨を切って変形した部分を矯正するものや、人工関節を取り付けるものがあります。かなり大がかりな手術になりますし、膝の手術ですから、術後のリハビリは必須になります。

 

 

若いうちからの対策が重要

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変形性膝関節症は高齢になることで発症しやすくなる病気ではありますが、若い人でも油断はできません。若いときの過ごし方で、将来変形性膝関節症を発症するかが決まってしまうこともあるのです。

 

変形性膝関節症の予防方法は、膝を冷やさずに血行を良くしておくこと、大腿四頭筋を鍛えること、正座などで膝に負担を掛けないことが挙げられます。

 

つまり、若いうちにクーラーの使い過ぎで膝が冷えてしまうことが多かったり、運動不足で脚の筋肉が衰えていたりすると、将来的に変形性膝関節症になってしまうかもしれません。

 

また、肥満の人は膝が体重の大部分を支えることになるため、膝に大きな負担がかかってしまいます。これはもってのほかです。すぐにダイエットを行うことをおすすめします。

 

変形性膝関節症は膝が痛むだけでなく、歩くこともできなくなるという非常に恐ろしい病気です。できる限り早いうちから、しっかりと予防をしておきましょう。

     

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