わたしの病状は「腰部捻挫」

それはある朝、まだ眠い目をこすりながら、ベッドから起き上がったときのことでした。

いや、起き上がったときのことというのは正確には間違いで、実は起き上がれなかったのです。

転がるようにしてベッドから這い出ましたが、そのときに感じたのが、強烈な腰の痛みでした。

そうなのです、これがわたしと、ぎっくり腰との、美しくもなんともない出会いでした。

 

その日はとても仕事に行けず、電話で「体調不良で休みたい」と、会社に申し出ました。

体調不良というのは嘘ではありませんが、まさか腰が痛いなどと言えるはずもありません。

なんとか立ち上がることができたので、着替えをして、病院に行ってみることにしました。

 

医者によると、わたしの病状は「腰部捻挫」とのことで、ぎっくり腰の一種だというのです。

ぎっくり腰って、おじさんがなるものだと思っていたのに、まさかわたしのような若い女がなるなんて。

正直言ってショックでしたし、また、会社にも友達にも、どうやって伝えていいかわかりませんでした。

 

まず友達にメールをして相談したところ、「会社には正直に言った方がいい」という返事でした。

腰が痛くて、仕事をするのもたいへんですから、仕事は休みたいのですが、たしかにそれは正直に言うしかありません。

恥を忍んで、会社に電話をし、「腰部捻挫の治療に専念したいから休ませてほしい」と願い出ました。

 

びっくりされましたけど、腰を治すのが先決ですから、ゆっくり休んで治したいと思っています。

     

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