坐骨神経痛持ちにはツーリングはほどほどにして

わたしの仕事仲間にZさんという面白い男性がいます。

 

どこが面白いって、今はやりのニューハーフ口調で、よくそんなに言葉が出るものだと思うくらいまくしたてて、女の子たちとおしゃべりするのが上手なのです。彼がその場にいるととても賑やかで楽しいのです。

 

しかし彼は特にゲイだというわけではなく、それどころかごくごく普通の30代の男性で、休日には自分の自慢のバイクでツーリングをするのが趣味です。彼が女言葉を使うのは女性と仲良くして口の立つ彼女たちを味方につけるためで、しかも情報通の女性との間に壁を作らず、かと言って特定の女性と特別な関係にならずに友達感覚を保持するために使い分けているようです。

 

とても頭の良い青年です。

 

しかし、どうしたわけか最近腰痛で仕事を休むようになりました。それが決まってツーリングで一泊旅行したとか、最近話題のホットスポットに行ってきたとか、いつもの調子で女の子たちに話題を振りまいた後なので、彼のツーリングと腰痛との因果関係がちょっとした噂になっていました。

 

そこで年配のわたしには思い当たることがあったのですが、自転車やオートバイなどの二輪車の走行は、腰痛につながりやすいということです。

 

二輪車走行は自転車やオートバイの車体を両足でくわえ込んで、自転車の場合は激しく足でこぎますし、オートバイの場合は腰で重い車体を倒してカーブを蛇行します。この動きは腰に大変な負担になるはずです。普通に買い物とか用足しに近所界隈を走る程度なら問題はないのですが、ツーリング、サイクリングなどのいわゆる体力にまかせたハードな遠乗りは腰痛の原因になってしまうのです。

 

車の運転免許を持たずに自転車を頻繁に乗り回していたわたしには経験のあることでした。

 

しかし困ったことに、女の子たちの前でバイク・フリークを気取って人気を博している彼にツーリングを控えるように忠告をしたら、彼の面目を損なうのではないかと思って言えないでいるのです。彼がもう、ツーリングで無茶ができるような年代ではないことを勧告するようで気が引けてしまうのです。

どうかそのことに自分できづいて欲しいものだと、祈る今日この頃です。

     

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