原因が分からず悩むこともある心因性の足のしびれとは 

足のしびれの原因は様々

「足がしびれる」原因は様々です。
一過性の足のしびれは、正座をした後、同じ姿勢で長時間いた時、足をぶつけた時などを思い浮かべると思います。慢性的な足のしびれの原因は、足より上の神経の圧迫、血流不足、運動麻痺、糖尿用の症状などです。

足がしびれる、という症状で病院に行くとき、たいていの方が最初に受診するのは整形外科と言われています。
腰椎の変形による神経圧迫が一般的な原因だからです。

足のしびれの辛い症状

しびれという症状は、本人しか分からない辛い症状です。
見た目に傷や変形が無く、歩行や日常生活に支障なければ、辛い症状は訴えてもなかなか伝わりません。
また、単なる痛みと違い、鎮痛薬の服用や、湿布を貼るだけでは効果が無いこともあります。

また、症状の出かたは
ジンジンする・ピリピリする・冷たい感じ・脈打つような感じ・・・と様々です。

症状が慢性化すると、外出がおっくうになる、不眠、憂鬱な気分など二次的に悪影響を及ぼす可能性があります。

心因性で足がしびれることもある?

しびれの原因を特定するために、症状の問診をしたうえで、血液検査、レントゲン、CT、MRIなどの画像診断、神経学的特殊検査を順を追って行っていきます。
しかし、いくら検査をしても骨・筋肉・神経・血管に異常がなく原因が特定できない事があります。

慢性的に続く原因不明の足のしびれは、「心因性」の可能性も否定できません。

足のしびれを慢性的に訴える患者さんの中には、心因性、抑うつ状態が見られることもあります。
精神的ストレスなどの心の問題が症状に大きく関係している可能性があります。人間関係のストレス、自分の仕事に対する評価、家庭内の不和など、さまざまな問題が原因として考えられます。

急激なしびれは過換気症候群の可能性も

過呼吸症候群とは、
乗物恐怖症、外出恐怖など、不安神経症やパニック障害の症状として、現れてきます。極度に精神的な興奮や高揚、不安が高まった場合も起こる可能性があります。
いずれも、起こした本人は「死の恐怖」を感じるというところに特徴があると言えます。

実際に死ぬことはありませんし、発作が90分程度続くこともありますが、必ず収まってくるものなのです。
後遺症を残すことはありません。

過呼吸の発作が起こると、呼吸が苦しくなり、これに伴う強い不安、口の辺りや手足のしびれを自覚します。発作が酷くなれば、倒れたり指が痙攣したようになる(テタニー症状)こともあります。

この場合、症状は左右対称に起こること、過換気発作が治まれば足のしびれもなくなることが特徴です。

心因性 足のしびれの治療は?

抗不安薬による薬物療法はもっとも多く行なわれている対処法ではないかと思います。
抗不安薬を服用して、足のしびれがなくなれば薬が効いているという事です。薬物療法の場合は、薬を処方すれば済んでしまうために、医師の負担も少なくてみます。

しかし、あくまでも対症療法ですので、不安やストレスの原因が解決されない限り、完治は難しいかもしれません。

必要なら、カウンセリングを受けることで、自分の考え方や物事のとらえ方を変えることで問題が解決することもあります。
うつ病が隠されていることもありますので、心療内科を受診し適切な治療を受けることも必要です。
まとめ

心因性の足のしびれは、最初から診断されるわけではなく、各種の検査をしても「骨・筋肉・神経・血管に異常がなく原因が特定できない事」から最終的に特定されることがほとんどです。
心因性だからと、放置して良いわけではなく、症状が軽くなるように治療をするべきです。

足のしびれで毎日が楽しくない、辛いという状況が少しでも改善するように祈っています。

     

このページの先頭へ