学生時代からの坐骨神経痛は完治ではなく長く付き合うつもりで

若いころも含めて、激しいスポーツをやると往々にして怪我する部位が「腰」や「膝」だったりします。

それこそ、軽症なものを含めると、全身くまなくけがをしていることがわかりますが、特に腰に関してはぎっくり腰だったり、椎間板ヘルニアだったりと多様な症状を生み出すために、治療するにもかなりの覚悟がいることと思います。

立位の腰痛

■ギックリ腰が慢性腰痛の始まり

私自身、小学生から柔道をやっていたこともあり、かける技にも拠るかも知れませんが、幾度も腰痛に見舞われました。

しかしながら、若いということもあり安静にしていれば、数日で練習に参加できたために、以降のケアを全くといっていいほど行っておりませんでした。

その後、社会人となり激しい運動もご無沙汰となり、仕事やプライベートなことに注力し、健康管理を怠っていたばかりに、徐々にぎっくり腰等の症状が頻発するようになりました。

それでも、回復は早く「喉元過ぎれば熱さを忘れる」で一年に一・二回はそういうことを繰り返してきました。

 

■筋肉トレーニングに柔道を始める

柔道

やがて、40代で結婚し、仕事もバリバリ身体を使うこともない立場になったので、知人を経て柔道の町道場へ子供たちの相手をすることになりました。

ざっと20年ぶりに練習に参加し、それなりに身体も動いたので自分自身の腕試しをするために昇段試験を受ける目標を立てました。

そうなると、小学生相手では自身の鍛錬にならず、近所の中学校へ練習へ行くことになりました。

練習は予想通りきつめで、息も上がり気味でしたが、さまざまな体格の子達と練習できたのはよかったのですが、高校時代と同じ感覚で大きい子を投げた瞬間に、左のお尻から足に向けて痺れを感じ始めました。

今までのぎっくり腰とは全く違う感覚で、動かそうにも勝手が効かなくなったのですが、昇段試験も目前に迫っていたので、自分で調整をしながら試験に突入せざるを得ませんでした。

結果は惨敗で、個人的に耐えらる技にもかかわらず、あっさり投げられたので、違和感を持ちながら、翌日、整形外科へ診察を受けに行きました。

 

 

■整形外科の診断結果

レントゲンを撮り、その画像を見た結果

「椎間板ヘルニア」

と診断されました。

椎間板が出ているのは、レントゲンではわからないそうですが、腰椎同士がかなり接近しているのを見て、確信いたしました。

当時はしばらく運動ができなくなる失望等で、いろいろ気持ちが上がりませんでした。

治療に関しても切らずに保存療法で長い時間をかけて治療すると決めたのはよかったものの、ひと月たっても、足の痺れが納まらず、生活自体にも色々支障がでて、気持ちが盛り上げることができませんでした。

本来なら数ヶ月は投薬・牽引など地道にしていかなければならないものを、全部省きたくなってしまってました。

焦りが焦りを生んで、全くいいほうにいかなかったのを覚えています。

腰痛

ある日治療に行った際、回復が思わしくないのを訴えると、先生は

「これから先、寒かったり急な動きをしたら足は痺れるだろう。椎間板は出ているのだから、どうやって神経痛を起こさないかを考えたほうがいい。大体こんな早い時期に完治すると思っていたら一生痛いままだよ」

とお灸をすえられました。

そこではっとしたのですが、考えてみれば今まで身体のことに関して殆どケアもせず時間だけの薬でやってきたものが、知らぬ間に年を重ね、代謝も落ちているのに、高校生みたいな動きができるわけがないと。

至極全うなことにはじめて気付かされました。

 

 

■坐骨神経痛を改善するストレッチ方法

それ以降は、地味な牽引もサボらず、坐骨神経痛になった先輩方から色んな情報を収集し、そうしてると同じ症状で悩んでいる方は相当いるんだなということがわかりました。

私自身、オリンピックを目指しているわけでもないので、明日にでも動かなければならないものとは違います。だからこそ時間をかけてじっくり直すことが一番の近道だと感じました。

それから、およそ一年がたちましたが、やはり色んなコンディションによって足の痺れ具合はまちまちです。

未だにストレッチはしてますし、最近、限定的ではありますが柔道も再開しています。

決して無理をせず、これからは楽しむくらいの気持ちで、でも、柔道には一生かかわり続けるつもりでいます。

治療に関しても、時の流れとともに期待の持てる治療法もあるようですし、そうなればそうなったで、試してみたい意思も持ち合わせています。

腰にまつわる諸症状は、やはり身体の真ん中に位置する部位ですから、ないがしろにできない重要な部位だと思います。

これからも、同じような症状に悩まされる人は後をたたないでしょうが、もしこの先ヘルニアや坐骨神経痛にみまわれたら、治す意思は当然として、なってしまった以上、本人の治療に対する姿勢も謙虚に受け止めるべきだと思います。

気象条件等にかなり左右されると思いますが、そういうことも気持の持ちようでしょうし、なによりも一生からだが動き続けるようにケアをしなければいけないことを認識すべきでしょう。

     

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