閉塞性動脈硬化症は脚の冷えや痺れから始まる?治療方法や予防方法をご紹介!

閉塞性動脈硬化症とは?

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閉塞性動脈硬化症という病気を聞いたことがあるでしょうか?

おそらく動脈硬化は聞いたことがあると思います。本来は柔らかい血管が硬くなってしまうことで血液が流れにくくなったり、粥腫と呼ばれる腫瘍のようなものが血管内にできて血管を詰まらせたりする病気です。

動脈硬化は、心臓などに症状が出るのに対し、閉塞性動脈硬化症は主に脚に症状が出ます。

 

原因は名前の通り動脈が硬くなることですが、脚の大きな血管が閉塞することで、脚に冷えや痺れを感じ、症状が悪化すると壊死してしまいます。

この閉塞性動脈硬化症の原因となるものは様々あり、コレステロールの取り過ぎや喫煙などが考えられます。

コレステロールを取り過ぎると、血液中にもコレステロールが増えていきます。このコレステロールは血管の内側に付着し、さらに血管を狭くして血流を悪くします。そのため、肥満の人は閉塞性動脈硬化症にかかりやすいとされています。

また、喫煙は体内の活性酸素を増やし、血管の内側に影響を与える他、タバコに含まれるニコチンが血管を収縮させてしまうため、閉塞性動脈硬化症に拍車を掛けてしまいます。喫煙者も閉塞性動脈硬化症を発症しやすいことがわかっています。

また、糖尿病の合併症として発症する場合もあります。糖尿病で脚が壊死し、切断したという事例はこれによるものです。

 

初期症状がわかりにくい閉塞性動脈硬化症

閉塞性動脈硬化症は初期症状が分かりにくい病気です。最初はほとんど症状を感じず、脚にだるさを感じる程度です。

しかし、少し症状が進行すると、歩行している最中に足に痛みを感じ、休憩を入れながら出なければ長時間歩くことが難しくなる間欠性跛行という状態になります。

 

さらに症状が進むと、歩行していない時でも脚が痛むようになり、さらには夜眠れないほども痛くなっていきます。そして、そのまま症状が進むと、脚の皮膚が変色して壊死し、切断をしなければならない事態に陥ります。

 

初期の症状は歩いている時に脚の痛みを感じる程度であるため、歩くことによる疲れと勘違いしてしまい、初期症状を見極められないこともあります。

しかし、放っておくと壊死という恐ろしい結果が待っているため、早期発見が大切になっていきます

 

閉塞性動脈硬化症の治療方法

一般的に、閉塞性動脈硬化症の主な治療方法としてまず挙げられるのが運動療法です。

閉塞性動脈硬化症は脚の大きな血管が閉塞したり詰まったりすることで脚の末端まで血液が行き渡らず、壊死してしまう病気です。

閉塞性動脈硬化症の治療としての運動療法は歩くこと。痛みを感じないような無理のない距離を歩くことによって脚の大きな血管の周辺の小さな血管が発達し、血流を促進してくれるようになります。

 

また、手術による治療方法もあります。例えば、バルーンカテーテルと呼ばれる風船がついた器具を血管に挿入する方法です。血管内でバルーンカテーテルの風船を膨らませることで血管が広げられ、血流を促すことができます。

血管が詰まっている場合は、つまりを削り取るアテレクトミーと呼ばれる方法もあります。

さらにバイパス手術も効果的で、血管に人工血管を取り付けることで詰まっている部分を迂回させて血液を流すこともできます。

 

予防するには

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閉塞性動脈硬化症は非常に恐ろしい病気ではありますが、きちんとした治療方法が確立されているため、決して治らない病気ではありません。しかし、できれば辛い思いはしたくありませんよね。そのために、閉塞性動脈硬化症にならないための予防も大切になります。

閉塞性動脈硬化症を予防するには、まず自分の脚に合った靴を履くようにして、こまめに歩くなどの運動をしましょう。こうすることで脚の血管が強くなり、脚への血行も促進されます。また、長時間の正座などは血流が悪くなり、血管にも負担がかかるので、できるだけ避けるようにしましょう。

血管に負担をかける生活も避けるべきです。閉塞性動脈硬化症を発症しやすい原因に喫煙とコレステロールの取り過ぎが挙げられました。ですので、普段から食生活に気を配り、喫煙をしている人は禁煙するようにしましょう。

 

これらの心がけ一つでも、閉塞性動脈硬化症を十分に予防することができます。

     

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