アキレス腱の痛みや断裂の原因を体の歪みから見る

根本原因は身体の歪み

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プロ野球の選手が走塁中にばったり倒れて、担架で搬送されるシーンを見ることがあります。翌日のスポーツ新聞でアキレス腱が断列して入院というニュースが報じられます。あのシーンでもお分かりと思いますが、アキレス腱は歩くという人間の基本の機能を司っています。

 

より正確に伝えるために、専門書から引用しておきます。『アキレス腱は「ふくらはぎ」の筋肉と「かかと」を結ぶ丈夫な腱です。アキレス腱の役割は、歩いたり走ったりするときに、「ふくらはぎ」の下腿三頭筋(ヒラメ筋、腓腹筋2つの総称)という筋肉が収縮する力を、「かかと」の骨に伝えることです』と説明されています。

 

私たちは日常生活では、「脹脛(ふくららはぎ)がつった」、「足首が痛い」「アキレス腱が張る」という程度でやり過ごしています。しかし、アキレス腱が私たちの生活のまさにアキレス腱である以上は、その役割を改めて認識し直して、大事に至らないように生活することが肝要です。

 

ここからは、(1)歩き方、(2) 足(脚)の調整、(3)血行促進の三部に分けてアキレス腱のケアについて書いていきます。

 

(1)アキレス腱を痛める歩き方: 靴のすり減り方から見極める。

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① 踵の外側がすり減る。
② 親指側(内側)より小指側(外側)がより酷くすり減る。

この二例は、俗にいうŌ脚です。Ō脚でがに股歩きになると、足(脚)の骨が歪み、足(脚)の骨を支えている筋肉も歪んで硬くなっります。特に脹脛(ふくらはぎ)が歪んで硬くなると、踵から脹脛(ふくらはぎ)に伸びているアキレス腱に歪みが出来て硬くなります。そのため絶えずアキレス腱が緊張して、アキレス腱に痛みが出るようになります。

 

上の歩き方を矯正するためのストレッチを次に書きます。

歩き方を変えるためのストレッチ: 煉瓦を二個、それぞれをタオルで包む。背もたれの高い椅子を用意する。

1)椅子の後ろから背もたれをもって立つ。

2)普通に歩く姿勢になり、足元に煉瓦をおく。

3) 足ふみをしながら煉瓦を踏む。煉瓦を踏んだ足の親指の付け根に少し力を入れて足ふみをする。

□このストレッチは根気がいります.運動不足も同時に解消するつもりで毎日頑張ってください。

(2)足(脚)の調整をするストレッチ

アキレス腱を伸ばすためのストレッチ: 同時に股関節の矯正をする

1)上向きに寝て、両手は胸の上に軽く乗せてリラックスする。

2)まず右足を伸ばします。右の踵から伸ばすような気持で伸ばします。

3)右足を戻して、左足を右足と同じ要領で伸ばします。

4)伸ばしやすい方を確認する。
□右と左ではどちらが伸ばしやすかったですか?次は伸ばしやすかった方の足だけを伸ばします。

5)息を吸い込んで、ゆっくりと吐きながら足を伸ばします。伸ばすときは踵から伸ばす。

6)「ふわー」とした感じで全身を伸ばすようにする。気持ちがいいところで止める。

7)止めたまま、数秒間タメをつくって一気に全身から脱力する。

8)数回繰り返して止める。次は足首と足(脚)の裏をケアする

9)上半身を起こして座る。太ももに足首を乗せて、片手で足首を持ち。他方の手で足首をくるくる回す。他方も同じ要領で同じようにする。

10)足(脚)の裏をしっかり揉み解す。左右を同じようにする。
(3)足(脚)への血行を促進する: 脹脛(ふくらはぎ)やアキレス腱の傷を修復する。

鼠蹊部の動脈と脹脛(ふくらはぎ)の静脈を刺激

1)上向きに寝る。右足を軽く立てる。

2)右の鼠蹊部を指先で探る、拍動(ドクドクしているところ)を指先で押したり離したりする。または揉む。拍動が強く感じられるようになるまで続ける。

3)左も同じように同じ要領でする。

4)右足を軽く立てる。左手で右足の脹脛(ふくらはぎ)軽く揉む。つまんだり離したりする。長い時間は圧迫したままにはしない。

5)左も同じように同じ要領でする。

□身体の中の傷は血液が修復しています。足(脚)への血行を良くするポイントは鼠蹊部の動脈を刺激することがポイントです。丁寧にしてください。

     

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