足のしびれを自宅で簡単に治す方法

足のしびれの根本原因は何から来るの?

こんにちは、整体師23年の大介です。
足がしびれる原因を、治療家の目線で解説していきますね!

しびれる原因は、腰からくるケースが殆んどです。
主な原因は

と様々あります。

足のしびれ腰痛ベルト

椎間板ヘルニアとは

骨と骨との間にあるクッションがつぶれ横や後ろに出る病気です。
その出た椎間板が神経に触れるために、腰や足に痛みとしびれが 起こります。

15位年前までは、椎間板ヘルニアは手術しないと治らないよと言われておりましたが、最近では画像診断が鮮明で、ヘルニアも引っ込んでくることがわかっているので、無理に手術をしないで、保存的な療法で経過観察になる場合も多くあります。

椎間板ヘルニア

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脊柱管狭窄症とは

背骨の後ろに脳から出ている神経が通っています。

その神経の通り道を脊柱管といいます。

その脊柱管が変形して神経の通り道が狭くなり神経を圧迫することで腰や下肢に痛みやしびれが出てきます。

腰痛
脊柱管狭窄症

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腰椎すべり症とは

背骨は順序良く並んでおりますが、1箇所の背骨が

ズレることをすべり症といいます。

ほとんどの場合は、腰椎の4番か5番が前(お腹の方に)ズレる

腰椎の前すべり症がほとんどです。

すべり症

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坐骨神経痛とは

この坐骨神経痛は病名ではなく症状名なのです。

坐骨神経痛の主な原因は、

・椎間板ヘルニアが原因の坐骨神経痛

・脊柱管狭窄症が原因の坐骨神経痛

・腰椎すべり症が原因の坐骨神経痛

このように病名に由来する症状名なのです。

最近では、原因不明の足の痛みはすべて坐骨神経痛と言われ整形外科では、痛み止め薬と湿布で様子を見てください

時間の経過とともに軽減していきますと言われます。

坐骨神経痛

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重いものを持つ腰痛

 

腰痛ベルト

■ 整形外科の治療法

48歳男性 近藤様(仮名)の場合

3週間前から足にしびれがあるので、念のため整形外科を受診しました。

レントゲン検査の結果、骨には異常なしということで少し様子を見ましょうと言われ、その日は薬も湿布のなくただ検査しただけ

翌週、朝起きた時腰に違和感を感じその日の午後からの立ち仕事の後から腰に激痛が走りその足で、整形を受診しましたが先週レントゲンを撮っていたので、特別の検査はなく痛み止め薬と冷たい湿布を2週間出される様子を見てください…

 

とりあえず翌日は、仕事を休み家で休養していましたが一向に痛みが収まらず寝返りが大変でした。腰の痛みは、週末まで続き翌週また整形外科を受診して腰の痛みが続いているので、詳しく検査してくださいと申し出たところ、帰ってきた答えはその必要はありませんでした。

 

こんなに痛いのに整形外科では何もしてくれないんだとそれから病院嫌いになった私。

 

いまだに、このような病院があるのかと耳を疑います。

 

 ■ 冷湿布と温湿布の違い

・冷湿布の使い方

急激な腰痛などギックリ腰の方に最適です。

腰椎がズレると周りに付いている靭帯や筋肉にも炎症が起こるので急に痛みだ出た場合はまず冷やすことが大切です。

・温湿布の使い方

慢性的な腰痛や痛みに有効です。

特別な炎症がなく慢性的な痛みがある

腰痛には温めることが大切です。

湿布も効かない腰痛

足のしびれ解消法

筋肉をつける

まずは腹筋運動と背筋運動

腹筋と背筋をバランスよく鍛えることで

腰痛を予防できます。

筋肉が弱くなることで、重たい荷物を持った時など骨や椎間板に負担がかかるので筋肉を日頃から鍛えることが重要です。

 

ここでの注意点は、痛みがある場合は無理して行わず痛みの出ない範囲で行いましょう。

スクワット運動

この運動は、主に足の太ももの筋肉を鍛えることが目的です。

加齢はの予防は足腰からと言います。
腹筋と背筋そしてスクワットで足の筋肉を 鍛えましょう。

 

歩くことのススメ
ウオーキング

よく1万歩を目標に歩きましょうと聞きますが、

60歳を過ぎた年齢で毎日1万歩以上歩いていると骨と軟骨に負担がかかり、痛みの原因になります。

 

やはり7000歩くらいがちょうどいい運動と思われます。

これは人により変わっていますので、無理の無い範囲で続けましょう。

 

  • 頚椎が原因の足のしびれ
頚椎ヘルニアや頚椎脊柱管狭窄症で足にしびれが出る場合もあります。

その場合の症状としては
足全体のしびれや痛みが特徴です。

腰椎が原因で足がしびれるケースではすねや足の裏のしびれなど特定の部位に症状が出ることが多いのですが、

頚椎が原因のケースでは、足全体の症状が特徴的です。

腰の検査で以上がないのに足がしびれている場合は、首の精密検査が必要になります。

整形外科の先生は、そこまで必要ないと言われ検査自体をしてくれない先生もおりますが辛いのは、自分なので詳しい検査をお願いしてみましょう。

それでも検査してくれない場合は、他の整形外科を受診することをオススメ致します。

先生の評判も大切ですが、先生との相性もありますのでそこは思い切って別の病院で検査してもいいと思います。

 

 

腰痛ベルトの必要性

巷では、腰痛ベルトを毎日していると筋肉が弱り腰が固まると言われていますが、実際その通りです。

 

腰痛ベルトを着用することで腰が安定して痛みも軽減しますが、毎日していることで腰の可動が硬くなり、筋肉も硬直して逆効果になるケースもあります。

 腰痛ベルトで快適に

腰痛ベルトは、痛い時だけにとどめておくほうが無難でしょう。

足のしびれを簡単ストレッチで治す方法

足のしびれの原因を知る

整形外科でレントゲンとMRI検査で足のしびれの原因を特定しましよう。

 

  • 椎間板ヘルニアと診断された場合

まずヘルニアがどの程度出ているのかを確認する
手術が必要なほどなのかそれとも、軽いヘルニアなのか何番目にヘルニアが出ているのか?

腰椎の4番と5番のヘルニアよりも、5番と6番(仙骨)のヘルニアのほうが痛みやしびれが強く感じる傾向にあります。

その時合わせて確認していただきたいのが、椎間板の色です。

MRI検査で腰椎の椎間板が黒く写っている場合は、椎間板の水分量が少なく弾力性が弱い状態です。

重たい物を持つ仕事の方は、あまり無理をすると弾力性のない椎間板が今度は、椎間板自体が潰れて骨と骨がぶつかる擦れ合うこともありますので注意が必要です。

 

椎間板ヘルニア―足のしびれの症状と手術方法

1. はじめに

椎間板ヘルニアという疾患をご存知でしょうか。一度罹患してしまうと、長期間に渡り症状が改善せず、その人のADL(日常生活動作)を制限してしまいQOL(生活の質)が悪くなる疾患の一つです。
この記事では、椎間板ヘルニアの足の症状と手術に焦点を当ててご説明します。

2. 椎間板ヘルニアとは

まずは、症状の説明に先立って椎間板についてご説明します。
ヒトのいわゆる背骨は脊椎と椎間板の事を指します。椎間板は、頸椎の間に6か所、胸椎の間に12か所、腰椎の間に5か所の全23か所が該当します。

 

椎間板は内側にある髄核とその周囲を囲む繊維軟骨で形成されており、この線維軟骨は層状に重なることで圧力を分散する役割を担っています。

 

椎間板ヘルニアとは、先に説明した椎間板や繊維軟骨に亀裂が入り、髄核が脱出して周囲の神経を圧迫することで生じます。

 

好発部位は腰椎間の椎間板であり、重いものを持った時の荷重を支えたり、日常生活で物を取ったり、後ろを振り返ったりするなどの動作で負荷がかかりやすいことが原因として挙げられます。

 

また好発年齢は20-40歳代と比較的若く、働き盛りである年齢ほど腰部に負荷がかかり、罹患するリスクが高いことが分かります。

 

しかし、高齢になるにつれて髄核の水分が失われ弾力が低下することや、繊維軟骨の弾力が低下することでも罹患するリスクが上昇するため、動作や労働による負荷の有無に関わらず高齢者が罹患することも少なくありません。

3. 椎間板ヘルニアの症状

椎間板ヘルニアは、先にご説明した通り椎間板の組織が脱出し神経を圧迫することで生じます。故に、その症状は脱出した椎間板の位置によって変わってきます。この記事では下肢に焦点を当てるため、腰椎にある椎間板が該当することが分かります。

神 経 支 配 領 域

総腓骨神経は、浅腓骨神経と深腓骨神経に分岐する。
閉鎖神経 大腿内側の内転筋に分布。
大腿神経 大腿前面の伸筋群に分布。
浅腓骨神経 下腿の外側の腓骨群に分布。
脛骨神経 下腿後面の屈筋群に分布。
深腓骨神経 下腿前面の伸筋群に分布。

 

この腰から下の神経を支配する神経叢を、腰仙神経叢と呼び、上の表はその神経の支配領域を示します。

 

以上が椎間板ヘルニアで下肢に痺れを生じる理由です。

4. 椎間板ヘルニアの手術

椎間板ヘルニア手術
腰椎椎間板ヘルニアは、保存療法で軽快するものが多いと言われ、およそ80-85%の症例が保存療法で軽快したと報告されています。コルセットの着用や牽引、マッサージなどが行われ、疼痛が増強もしくは持続する場合は腰部硬膜外神経ブロックなどで鎮痛を図ります。
上記保存療法を行っても2-3か月改善が見られない、悪化傾向にある、排尿障害の出現などの場合は手術が適応となります。

 

腰椎椎間板ヘルニアは原則として腹臥位で実施します。腰椎麻酔を実施し、切開します。次に、筋肉の剥離をして該当する患部周囲の神経や血管などの組織を保護し、視野を確保します。

 

腰椎の一部切除と付着する靭帯の一部切除を行い、圧迫している神経を確認します。該当する神経が発見されたら慎重に保護し、ヘルニアとなって神経を圧迫していたヘルニア塊を切除します。止血が確認できたら、ドレーンを留置して閉創となります。
現在は内視鏡化やレーザーで行う経皮的髄核摘出術も開発しているようです。現在は手術用顕微鏡下での手術(上記でご説明した方法)が主流とのことです。

5.椎間板ヘルニアのまとめ

腰椎椎間板ヘルニアは、誰もが罹患しうる疾患の一つであり、快適な日常生活動作を脅かす危険性があります。
この記事が、足の痺れがある方や腰椎椎間板ヘルニアを患っている方のお役にたてればと思います。

  • 脊柱管狭窄症と診断された場合

まず狭窄症がどの程度の変形なのかを確認して下さい。

手術が必要なのか、それとも変形は食に段階なのか?
腰椎の何番目の狭窄症なのか?

この脊柱管狭窄症は加齢の症状とも呼ばれておりだれでもがなる症状です。

その変形度合いによって、しびれの程度が変わってきます。
変形が大きく。50メートル位しか歩けない場合は手術と診断される場合が多いようです。

でも不思議なもので、50メートルしか歩けない場合でも2ヶ月3ヶ月位すると自然に歩けるケースもあるのですぐ手術をしないで様子を見ることをおすすめいたします。

 

脊柱管狭窄症―下肢の症状と手術方法

1. はじめに

脊柱管狭窄症を患い、下肢の痺れや痛みを感じている方は少なくないと思います。

脊柱管狭窄症は、神経が圧迫されて上記のような症状が現れ、ADL(日常生活動作)が低下したり、歩行が困難または歩行が苦痛になったりしてQOL(生活の質)を低下させてしまう恐れがあります。

この記事では、脊柱管狭窄症の症状や手術について、下肢に焦点を当ててご説明します。

2. 脊椎管狭窄症とは

症状や手術の説明に先立って、脊柱管狭窄症とは何かをご説明します。

まず、脊柱管とは背骨や椎間板、黄色靭帯、関節などで囲まれた、脊髄が通るトンネル状の空間です。脊柱管狭窄症は、先天的または後天性の労働、加齢、背骨に関わる疾患などで椎間板の変形や、背骨や椎間関節から突出した骨で神経が圧迫されることで神経の血流が低下して引き起こります。

診断はレントゲン撮影でも可能ですが、下肢に痺れや痛みを引き起こす他の疾患を否定するために、MRI検査や脊髄造影を行います。

同じく下肢の痺れや痛みを症状とする椎間板ヘルニアと比較すると、好発年齢は高くなっています。また、その位置の可動性と運動性の高さから、頸部と腰部に発症することが多くなっています。

3. 症状

脊柱管狭窄症は、先にご説明した通り、該当する神経管が狭窄し神経が圧迫することで引き起こります。故に、その症状は狭窄した位置によって変わってきます。この記事では下肢に焦点を当てるため、腰部の神経が該当することが分かります。

神 経 支 配 領 域

坐骨神経 大腿の後面、屈筋群に分布。膝窩から脛骨神経と総腓骨神経に分岐する。
総腓骨神経は、浅腓骨神経と深腓骨神経に分岐する。
閉鎖神経 大腿内側の内転筋に分布。
大腿神経 大腿前面の伸筋群に分布。
浅腓骨神経 下腿の外側の腓骨群に分布。
脛骨神経 下腿後面の屈筋群に分布。
深腓骨神経 下腿前面の伸筋群に分布。

脳から出力された、動き、触覚などの運動や感覚は、脊椎を経て遠位の神経に伝達されます。下肢に関係する部位は、腰神経叢(Th12-L4)と仙骨神経叢(L4-S3)です。

 

この腰から下の神経を支配する神経叢を、腰仙神経叢と呼び、上の表はその神経の支配領域を示します(網掛けの神経です)。神経は切断してしまうと感覚や運動を失いますが、圧迫されると痺れを始めとする痛みや知覚異常の症状が出現します。
主な症状は痺れや痛みですが、腰部の脊柱管狭窄症の特徴的な症状として、長時間(長距離)の歩行が困難と言う点が挙げられ、最も特徴的な症状は間歇性破行(かんけつせいはこう)です。

 

背中を後屈すると脊柱管が狭くなり、前屈すると広がるため、背筋を伸ばさなければならない歩行では長時間その体位を保つことが困難になり痺れなどの症状が出現します。

 

休憩することで直立の姿勢ではなくなり、圧迫されていた神経の血流が改善すると症状は軽快し、再び歩行することが可能となります。これを繰り返すことにより間歇性破行となります。

 

歩行の姿勢を少し前屈させることで症状が出現しにくくなり歩行距離が長くなることもありますが、普段とは異なる姿勢で身体に負荷をかけ、他の部位を痛める可能性もあります。

 

また、腰部の脊柱管狭窄症では患部の症状である腰痛は比較的弱く、安静にしているとほぼその症状はないとされています。腰部の脊柱管狭窄症が進行すると、下肢の筋力低下や、排泄機能の低下(排尿障害や排便障害)が引き起こる可能性もあります。

 

4. 手術

脊柱管狭窄症では、発症後すぐに手術をする症例は少なく、一概には言えませんが症状をみて保存療法を行う場合がほとんどです。保存療法の間に間歇性破行が改善しない、または悪化したり、筋力低下がみられたり、安静時も症状が出現してくるといった経過をたどると手術が適応となる場合があります。排泄障害を伴う場合は比較的早期に手術の適応となります。

手術においては、神経の圧迫を取り除くことが重要となります。主に加齢に伴う脊柱管狭窄症では、黄色靭帯の切除や圧迫していた骨を削る方法があります。以前は広範椎弓(ついきゅう)切除術(もしくは椎弓切除術)が一般的でしたが、多くの骨を削ることで合併症として腰痛が出現することが多く、その後削る骨を最小限にした開窓術が多く施行されるようになっています。

 

また、顕微鏡下で切除する部位を最小限に抑えた療法や、内視鏡下で筋肉の損傷を最小限に抑えた療法も普及してきています。また、加齢やすべり症などで脊椎が不安定な場合や、上記の施術を行う事により不安定になる可能性がある場合は、金属を用いて脊椎がずれたり神経を圧迫したりしないように固定する方法もあります。

 

上記の施術により腰痛が新たに出現、もしくは悪化した場合にも適応する場合があります。
他には、棘突起を割ることで筋肉を傷めずに治療する方法や、固定術においては筋肉に比較的侵襲がなく行える低侵襲方が開発されています。重症度や保存療法での経過によって、個人の症状や術後のADLやQOLに適した手術法が選択されることになります。

脊柱管狭窄症の固定術

狭窄している部分の骨の切除が一般的です。

 

骨粗鬆症で骨が弱い場合は、骨を削る手術をすることで骨の強度が弱くなるので、金属のプレートを入れてボルトで固定する手術を致します。

 

よく金属で固定した骨は良くなるのですが止めたところと止めていないところの骨の境目にズレが生じ痛みが出てきた場合は止めていないところの腰椎も止める手術になります。

 整形外科手術

2回めの手術はしたくないのが患者さんの本音ですのでもう整形外科に行かなくなることが多くあります。

それでも、状態が悪い場合は私の方からも手術をすすめるケースもございます。

 

しびれや痛みをあまり長く我慢をしていると、膀胱や腎臓に後遺症がでるおそれがあります。

 

末梢神経と神経障害

足のしびれで気をつけなければならないのが、神経の麻痺です。
足の甲が上がらない、足の指が思うように動かない、右足か左足どちらかの足が筋肉が落ちてきて細くなっている。

このような症状が出てきた、確認できる場合は整形外科をすぐ受診することをオススメいたします。

神経の麻痺状態が続くと、足の機能が回復しないことがあるので、早めの治療が大切です。

腰の神経の圧迫を軽減する手術方法
レーザー治療、内視鏡下(顕微鏡)摘出術、経皮的髄核摘出術、P経皮的内視鏡下椎間板摘出術などの手術があります。

脊柱管狭窄症の治療経過
保存療法 脊柱管を広げる 弱くなった腰椎を金属で固定
投薬で、血液の流れと筋肉を柔らかくすることで疼痛を軽減させる 狭くなった脊柱管を外科手術により広げ神経のの圧迫を軽減させる 脊柱管狭窄症により骨の摘出手術することで背骨が弱くなり不安定になることを防ぐ腰椎固定術
5. おわりに

いかがだったでしょうか。
脊柱管狭窄症は、その症状からQOLを低下する可能性がある疾患です。症状により優先される治療法が異なるので、主治医と相談の上治療後の生活を踏まえた選択をされることをお勧めします。

この記事が、脊柱管狭窄症に罹患している方のお役にたてればと思います。

夏に気をつける足のしびれを予防する日常生活

夏は気温が高くなり筋肉が冬に比べて緩み柔らかくなります。
外で仕事をされている方は、大量の汗をかきます。
その汗と一緒に体内の塩分も流れてしまいますので、梅干しなどの塩分補給も大切です。
水分補給に、ミネラルウォーターや麦茶だけだと体に必要な栄養素の補給が足りなくなる恐れがあります。

室内のクーラーの中で仕事されている方は、冷え過ぎによる筋肉の緊張で毛細血管の流れが悪くなり、下肢の冷えやむくみの症状が現れます。

足の冷え改善に効果的な方法

靴下10枚重ね履き
北海道のように、夏でも25℃を超える日が少ない地域は、靴下を重ねて履くことで、下肢末端の血流が良くなり全身を温めます。

この靴下重ね履きは、綿→シルク→綿→シルクと足首のゴムがきつくないゆるゆるな素材をおすすめいたします。

暑い地域にお住まいの方は、室内でもクーラーが無いと生活ができません。
そこで一番簡単に下肢の血流を改善する方法は、ズバリ足湯です。
38℃から40℃のお湯にくるぶしまで浸かり、10分間ゆっくりリラックスします。

下肢の血行を促すことで、全身の老廃物が体の外に排出しやすくなります。

ぜひ試してみてください。

他の病気との関連性

血管性が原因の足のしびれ

 

今まで生活していて、一度も足のしびれを感じたことがない方はほとんどおられないと思います。一言で「足の痺れ。」と言っても、普段の生活で容易に起こりうるものと、疾患の症状であるものと、実に様々です。また、痺れのメカニズムも違ってきます。
この記事では、血管性の足のしびれについてご説明いたします。

 

血管性のしびれとは

先にもお伝えした通り、痺れには種類があります。今回取り上げる血管性の神経障害である痺れとは、“足の循環障害により神経・皮膚・筋肉に血流障害が起こり、痺れとして症状が出てくるもの”を指します。

一番身近な例を挙げると、正座をしたり長時間同じ足を組んでいたりして起こる足の痺れです。今回は足についての記事なので詳細は割愛しますが、足以外の部位でも腕枕などで容易に生じることがあります。

血管性の神経障害は、例えば椎間板ヘルニアなどで起こる神経性の痺れと比較して、“運動時に生じ、安静時には消失する”傾向にあります。歩行時に痺れを感じ、休憩すると良くなるなどが挙げられます。

 

血管性が原因で足のしびれを生じる疾患

 

1.閉塞性動脈硬化症(へいそくせいどうみゃくこうかしょう)
:ASO(えーえすおー)
下肢閉塞性動脈硬化症は、下肢の動脈硬化により血管腔が閉塞(完全閉塞または狭窄)することにより、各組織への血流不足が生じる疾患です。

人間の身体は、常に細胞分裂・代謝を繰り返すことで生命を維持しています。その為には、酸素・栄養素を運んでくる血流が必要不可欠です。先にも説明した通り、下肢閉塞性動脈硬化症は血液中のコレステロールなどが血管内腔にこびりつき生じます。

その為、代謝や酸素交換が正常に行えず、より毛細血管が多い足指から壊死を起こしたり、また陥入爪(いわゆる巻づめ)や靴擦れなどの擦過傷、外傷が治癒されなかったりして、治療が遅れればやはり壊死に繋がります。

その前段階の症状として、痺れが生じます。先にもお伝えした通り、安静時には消失する傾向にあるため、足指や下腿の循環動態(冷感・動脈触知の有無)などを総合的に判断する必要があります。

 

2.末梢動脈疾患(まっしょうどうみゃくしっかん):PAD(ぴーえーでぃー)
末梢動脈疾患は、下肢の動脈の閉塞を意味します。閉塞性動脈硬化症と大変似ていますが、“末梢の動脈に異常を来たす疾患”ですので、閉塞性動脈硬化症と比較して、広義となります。

神経障害が出現する理由としては、閉塞性動脈硬化症と同じです。また、適切な治療をしないと創傷が悪化する点も同じです。

 

3.コンパートメント症候群:筋区画症候群(きんくかくしょうこうぐん)
血管・神経・筋肉は、骨・筋膜・骨間膜で囲まれています。この一連の構造をコンパートメントと呼びます。コンパートメント症候群とは、“コンパートメント内のいずれかの部位が損傷し、コンパートメント内圧が上昇する”ことで引き起こります。

コンパートメントの組織の一部が損傷し、出血や浮腫、腫脹が生じると、一時的・または慢性的に減圧されず、循環障害や神経障害を生じます。すると、痺れなどの症状が出現します。

コンパートメント症候群は、上記2つの疾患と比較して、腫脹があったり、疼痛が生じたりするため、異常に気づきやすくなります。例としては、骨折や高度熱傷が挙げられます。

 

いかがだったでしょうか。一言に足のしびれと言っても、正座のように日常的であり、かつ原因さえ取り除けば早急に解決されるものから、ゆくゆくは生命の危機に関連してくるものまであったと思います。

この記事を読んで、血行動態により生じる神経障害について知っていただけたら幸いです。

足のしびれ 運動麻痺の症状では?疑おう脳血管疾患

足のしびれ = 腰が悪い は間違いかもしれません

足のしびれが起こるときと言えば、正座をした後、同じ姿勢で長時間いた時、足をぶつけた時などを思い浮かべると思います。

また、足のしびれが起こる病気として認知度の高いものは、腰部脊椎管狭窄症ではないでしょうか。

脊柱(背骨)のなかを通る神経が圧迫されて、末梢に行く神経にしびれが出るという病気で、加齢とともに増加し、かなり患者さんの数が多いです。

よって、一般の方にも「足のしびれ=腰が悪い」という構図はすぐに思い浮かぶようで、最初に整形外科か整骨院を訪れるケースがほとんどだそうです。

しかし、足のしびれの中には腰が原因ではない病気もたくさんあります。

「運動麻痺」について解説していきます

特に、脳血管疾患で起こる足のしびれを見逃さず、早い治療を受けていただくきっかけになればと考えています。

運動麻痺とは運動障害の一部

運動麻痺とは、運動障害の一部です。
骨や筋肉、血管には異常がない状態で、それらを動かす神経に異常が発生し、運動に障害をきたすことを「運動障害」と言います。

運動障害のうち、動かそう、動かしたいという意思があるのに動かしにくいまたは動かない状態を「運動麻痺」と言います。

運動麻痺の原因は ほんとは怖い病気が隠れている

運動麻痺の原因は大きく2つ。「脳に病気がある」「脳からでた神経に問題がある」場合です。
もっとも怖いのは脳に病気がある場合です。

脳梗塞、脳出血、くも膜下出血などいわゆる脳卒中です。脳血管の閉塞や、出血によって脳細胞に障害を受け、手足や全身に動かす指令が機能しなくなったことが原因となります。

多くは体の片方に症状を自覚することが多いです。
中には生活習慣だけで予防できないタイプもあり、症状が出た時に早期発見、早期治療が一番大切です。

脳血管疾患以外で考えられる 運動麻痺による足のしびれ

◯神経変性疾患(筋萎縮性側索硬化症などの神経難病)
◯脊椎骨の変形による変形性脊椎症(頚椎の場合は変形性頚椎症)
◯後縦靭帯骨化症という病気が足のしびれの原因となる場合もあります。
これらは、運動神経の変性や、脊髄による神経の直接圧迫によるものです。

両方の足が同じようにしびれる、動かしにくい等左右対称の場合が多いと言われています。

脳血管疾患を疑う 足のしびれとは

足のしびれと共に、「足が動かしづらい」「力が入らない」「脱力感」「歩くと足が引っかかったり躓いたりする」「話しにくい」などの症状がある場合、特に要注意です。

運動麻痺の症状は、動かしにくい、動かないなどの明確な症状だけでなく、「しびれ」として自覚されることもあります。

脳血管疾患の場合は、症状が急に起こることが特徴です。何週間もかけて徐々に症状が進行することは無いと言っていいでしょう。急に足がしびれるような感じがしておかしい、と感じたら脳血管障害を疑って受診しましょう。

運動麻痺の診断は

症状を聴きます(問診)
いつから、どんな時に、といったことが診断の決め手になります。
運動麻痺の症状は「眠ったから良くなった」「安静にしていたら良くなったけど動いたらひどくなった」といった、身体を動かすこと、食事、睡眠と関連なく症状が一定であることがほとんどです。

変形性脊椎症などの病気では、体勢や姿勢が症状に関連することはあります。
神経変性疾患、変形性脊椎症、後縦靭帯骨化症はレントゲン、MRIで診断できます。

脳血管疾患を疑う場合は直ちにCTやMRIの画像診断が必要です。

まとめ

いかがでしたか?
ちょっと怖い運動麻痺について解説していきました。

足のしびれの症状には個人差があり、外観上見えないため、どんなに訴えてもうまく伝わらない事があります。本人しか分からない辛い症状ですね。言葉ではうまく表現しづらい場合もあるようです。

急に出現した足のしびれや、何日も、何か月も続く足のしびれは怖い病気が隠れている場合があります。軽視せずに早めに診断を受け、すっきりした気持ちで毎日を過ごしていただきたいと思います。

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